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阪神タイガース・高山俊はなぜこんなにヒットを打てるのか?



今年のプロ野球におけるルーキーの中で今現在最も活躍しているといっても過言ではない選手といえば、阪神タイガースのドラフト1位高山俊ですよね。

開幕からの28試合のうち27試合でスタメン出場し、打率.278、ホームラン9本の成績を残しています。

高山はなぜここまで打てるのか、なぜプロの水に入ったばかりの23歳が1流のピッチャーを打ち崩すことができるのか、、、

私なりに考えてみたので書かせていただきたいと思います。

高山俊選手は日大三高で3年時に夏の甲子園で優勝、この時は5番ライトが高山選手の定位置でした。2年の秋には1番を打っていたんですが、チャンスでの強さを買われたのでしょうか。

その後明治大学へ入学し、1年時から試合に出場。そして六大学リーグの最多安打記録を更新しました。大学NO.1の安打製造機と呼ばれ、東京ヤクルトスワローズと阪神タイガースの2球団による競合を経て、阪神タイガースへドラフト1位へ入団しました。

そしてプロ入り後も順調にアピールを続け、開幕スタメンに名を連ねると期待どおりの結果を出し続けています。

なぜ、高山俊という男はこんなにヒットを打つことができるのか?

その理由はズバリ一つしかありません。

image71.jpg


ミートポイントが限りなくキャッチャー側に近いから。

これしかありません。

プロ野球とアマチュア野球の違いとしてピッチャーのレベルが全く違います。高校野球で高打率を残すことは、プロ野球で高打率を残すことよりも遥かに易しいことです。

なぜならピッチャーのレベルは様々で甲子園に出場してもストレート、スライダーの2球種しか持っていないピッチャーもザラにいます。そしてそれぞれの変化球の精度も高くありません。

これならば明らかに精度の悪い変化球以外の変化球を狙って打てばいい話です。(例えば上の2球種でスライダーの調子が悪いと分かればバッターはストレートのみに狙いを絞ることができます)

しかしプロ野球ともなれば7球種以上変化球を持っている人もいますし、そのほとんどが精度の高い変化球です。

7球種の内から1球種を絞って、その球が来た時だけ打つなんていう博打的な考えで打席に入ればプロでは500打席立って1割も打てないはずです。そして精度もいいわけですから上のような狙い球を絞る根拠もありません。これで3割打てるのだとしたらもはや超能力者ですよね笑

ではプロ野球の高打率を残すヒットメーカーと呼ばれる打者たちはどうしているのかというと、全ての変化球に対応できるようなバッティングをしています。狙い球を絞っている場面で狙い球と違う球種が来たらファールにする、という技術を使っているのです。

それを可能にするにはミートポイントを限りなくキャッチャー側にする必要があります。

なぜ、ミートポイントを後ろに下げると様々な変化球に対応できて、ヒットを打つことができるようになるのかというと、長い間ボールを見ることができるからです。長い間ボールを見ることができると変化球の見極め、ストライクとボールの見極めができるようになります。

プロ野球のピッチャーの変化球は精度が高いので打ちに行く瞬間までストレートとの見極めがつかないことがあります。それに対しボールを見る時間が短いと早く打ちに行ってボール球に手を出して三振してしまうのです。

ファールを意図して打つことができる打者はみなミートポイントがかなり後ろのほうにあります。でなければ長くボールを見て意図してファールを打つことなんてできないからです。

現役選手でいえばイチロー、中島卓也、川端慎吾、秋山翔吾などのバッターはかなり後ろで打っています。

しかしこの技術というのはすぐに身に付くものではありません。アマチュア時代には高い打率を残したとしてもプロに入ってミートポイントを下げることができずにヒットをあまり打てないまま終わってしまう選手も数多くいます。

しかし高山俊はそれが現段階で出来ているのです。もっというなら私が高山選手を初めて見たのは日大三高の時なのですが、その時にはすでにかなり後ろのミートポイントで打っていました。

2011年 夏 【日大三-開星】

この動画を見ていただくと、1分20秒以降あたりから高山選手が打席に入ります。この打席で相手投手の140キロを超えるストレートをセンター前に弾き返すのですが、こんな後ろのミートポイントで打ってセンター前を打つ選手を高校野球において私は見たことありません。(動画の最初でセンター前ヒットを打った清水選手よりもかなり後ろで捉えていることが分かります)

これを見た時に私は間違いなくプロの世界でもヒットを打ち続けることができると確信しました。

以上、高山俊はなぜこんなにヒットを打つことができるのか、ということを私なりに解説してみました。

現在プロの世界でもヒットを積み重ねている高山選手ですがこのまま順調にいけば歴史に名を残す選手になると私は思います。これからも期待して見続けていきたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました!
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